理学療法士としてスポーツトレーナーになるための方法!アンケート調査しました!

  • 理学療法士としてスポーツトレーナーになりたい
  • どうすればなれるか分からない
  • スポーツトレーナーのお仕事事情を聞いてみたい

スポーツがきっかけで理学療法士の道を目指したという方も多いですよね。

その中には、スポーツ界で活躍することを望んでいるものの、どのようにキャリアを進めば分からず困っている方もいると思います。

そこで当記事では、クラウドワークスを利用して、現在スポーツ分野の理学療法士として働いている方5名にアンケート調査を実施しました。

スポーツトレーナーになった方法やリアルなお金事情についても調査しているので、これからスポーツの道に進みたい方は参考になる内容です。

ぜひ最後まで読んでくださいね♪

目次

スポーツトレーナーの道に進んだ理学療法士!リアルな仕事事情を聴取

理学療法士としてスポーツの道に進んだ方々の実際の声を紹介します。

ゴルフの専属トレーナーになったAさん

臨床8年目で独立したAさん。

その背景には、整形クリニック勤務時代にゴルファーの担当を経験し、そのまま引き抜かれたとのことです。

回答
スポーツトレーナーに転職した方法整形クリニックで勤務中に引き抜きにあった
どんなことに苦労しますか大会期間中は帯同する必要があるため、スケジュール調整が必要
スポーツトレーナーとして働くメリット選手の結果が向上したら自分のことのように嬉しい
スポーツトレーナーとして働くデメリット結果主義だから責任は全て自分に降りかかってくる
年収の変動言い値で支払うと言われている。正確な情報は非公開
勉強しておいた方が良いこと運動・生理学。血管や神経の位置も最近は学んでいる。
アンケート結果
PTサク

AさんはIPAという手技を学びに渡米した経験もあるとのことです

Jリーグ下部組織のトレーナーになったBさん

臨床経験4年目でJリーグの下部組織のトレーナーになったBさん。

元々サッカーがきっかけで理学療法士を目指したため、サッカーのトレーナーを目指していたとのことです。

回答
スポーツトレーナーに転職した方法プロ選手に知り合いがいて、その人の紹介で就職
どんなことに苦労しますか問題点を正確に把握することが難しい
スポーツトレーナーとして働くメリット元々好きだったサッカーの世界で働けるのでやりがいがある
スポーツトレーナーとして働くデメリット今のところは感じない
年収の変動病院時代とほぼ変動なしか、少し向上する程度
勉強しておいた方が良いことアスレチックトレーナーの資格取得
アンケート結果
PTサク

Bさんは仕事の休日を利用して、高校時代所属したチームに通い、トレーナーとしての技術を磨いていた努力人です

バドミントンのトレーナーのCさん

バドミントンが元々趣味だったCさん。

理学療法士として、バドミントンの世界で活動されています。

回答
スポーツトレーナーに転職した方法知人の紹介
どんなことに苦労しますか人に教えることが難しい。言葉を選ぶのが大変
スポーツトレーナーとして働くメリット好きなことを仕事にできる喜びがある
スポーツトレーナーとして働くデメリット大人のバドミントン教室だから夜間が勤務時間になること
年収の変動-50万円
勉強しておいた方が良いこと食事のことやセルフケアの引き出しはたくさんあった方が良い
アンケート結果
PTサク

好きなことを仕事にする嬉しさがある一方で、伝える難しさを実感しているとのことです

テニストレーナーのDさん

臨床3年目の時にテニストレーナーに転身したDさん。

きっかけは、今後のキャリアを考えた時に、病院の外でも実績を作っておきたかったとのことです。

回答
スポーツトレーナーに転職した方法知人の紹介
どんなことに苦労しますか病院と比較すると、特にランキング上位の選手に関わる際に、理学療法士にもよりストイックな面が要求される
スポーツトレーナーとして働くメリットスポーツの分野に力を入れたからこそ、理学療法士の貴重さに気づくことができた
スポーツトレーナーとして働くデメリット収入は低い傾向にある
年収の変動-100万円
勉強しておいた方が良いことテーピング
アンケート結果
PTサク

収入は落ちたけど、やりがいを感じているとのことです

スピードスケートのトレーナーのEさん

臨床経験10年以上積んでからスピードスケートのトレーナーの道に進んだEさん。

社会人になってからもスピードスケートの練習に顔を出していたのがきっかけでトレーナーの道に進むことになったとのことです。

回答
スポーツトレーナーに転職した方法クラブ監督からの誘い
どんなことに苦労しますかシーズンになると、休みが取れないことです
スポーツトレーナーとして働くメリット選手と寄り添っていくに連れて成長していくのが、みるみるわかるところです
スポーツトレーナーとして働くデメリットスポーツによって違うと思いますが、金銭面は期待できない。本当に好きでないとやっていけない
年収の変動ほぼ変動なし
勉強しておいた方が良いこと柔道整復師の資格取得
アンケート結果
PTサク

学生時代からずっと続けていたクラブにそのままトレーナーとしてスカウトされるなんて素晴らしいですよね

スポーツ理学療法士の進むための勉強方法

スポーツの道へ進むためのオススメの勉強方法を紹介します。

  • 整形クリニックで経験を積む
  • 運動器を勉強する
  • 資格を取得する

整形クリニックで経験を積む

一つ目は整形クリニックで運動器の経験を積むことです。

スポーツ専門のクリニックも増えてきているので、そういった分野で経験を積むと、よりスポーツトレーナーの道が近づきます。

上述したプロゴルファーの専属契約したAさんも、整形クリニックで働いていたのが契機になったとのことです。

近くにスポーツ系のクリニックがなかった場合、ご高齢の方が多く通うクリニックで勉強する方法があります。

PTサク

運動器がたくさん見れる状況で勉強することが大切です。

運動器を勉強する

上述したJリーグ下部組織のトレーナーとして活躍しているBさんは、上司に「選手の動作観察はするな。症状をとにかく診れるようになれ」と言われたそうです。

つまり、「痛みの原因を解剖学・生理学・運動学的に説明できるようになれ」ということのようです。

当たり前のことのように感じますが、実は基本を押さえるのって難しいですよね。

筋肉の位置を正確に捉えたり、整形外科テストを完璧に実施することって意外とできないものです。

これからスポーツ領域に進みたい方は、運動器の基本知識を学習することが重要です。

資格を取得する

スポーツの世界で働くために、理学療法士以外の資格が役立つこともあります。

例えば、選手のコンディションを最善に整える知識・技術を身に着ける上で、アスレチックトレーナーの知識は活かすことができます。

また、自分の専門価値を高めるために、徒手療法の手技を学んで、その分野の中の指導者の資格を得ている方もいます。

いずれにしても理学療法士に加えて他のスキルを持つことで、他社との差別化を図ることができます。

スポーツトレーナーの満足度

アンケートを取った5名の方に、スポーツの世界で働く「満足度」についても確認しました。

満足度

満足度
不満足
0名
0名
1名
2名
2名
とても満足

5人中4名が「満足」~「とても満足」と答える結果となりました。

自分の好きなスポーツの世界で働くことが、高い満足度につながることが分かりますね♪

満足度の理由

満足度を付けた理由についてもアンケート調査したので紹介します。

スクロールできます

自分はずっとサッカーをしてきたので選手の気持ちが分かる!それとお礼を言われた時が嬉しいし活躍したら嬉しい

より刺激に満ちた環境で仕事ができ、日々スキルアップを感じる

選手やチームが強くなる場面を間近で見れるのは喜びややりがいを感じる。

スポーツの世界で自らが頑張った経験があるから、選手の気持ちが分かるし、強くなった時の喜びを感じれるという意見が多かったです。

スポーツトレーナーの道に進みたい方へのアドバイス

アンケート調査では、「これからスポーツの世界へ進みたい方へアドバイスを下さい」という質問もしたので紹介します。

スポーツの分野に携わりたいからこそ、内部障害や循環器障害のことを勉強しておくことを勧めます。

クラウドワークスのアンケート調査

運動器ではなく、内部疾患の勉強が大切という意外な回答です。

アンケート調査なので回答の意味の深堀をできていないのは申し訳ないのですが、恐らく運動が与える循環器への影響を勉強しておくことが役立つという意味と捉えています。

他の回答も紹介しますね!

スクロールできます

一本で絞るのではなく、兼業から始めてみてはいかがかなと思います。

スポーツトレーナーをやってみたいと気持ちがあるなら一度はやって欲しい

プライベートよりも選手やチームのために自身の時間や労力を尽くしたいという方はスポーツトレーナーに転職しても楽しく働けると思います。

スポーツの世界にいきなりどっぷり浸かるよりも、一度兼業のような形で始めて自分に合っているのかを確かめるのも一つの方法という意見があります。

ぜひ参考にしてくださいね!

スポーツ理学療法士の求人の探し方

スポーツの世界へ進めための求人は以下の方法で探すことができます。

  • スポーツクラブの公式サイト
  • 転職サイト
  • 知人の紹介

スポーツクラブの公式サイト

クラブの公式サイトで募集を確認することができます。

一例として、JFAアカデミー今治を紹介します。

募集要項
PTサク

自分が働きたいクラブがあれば定期的にチェックするのが重要です!

転職サイト

転職サイトでもクラブのトレーナーを募集していことがあります。

一例としてアントラーズスポーツクリニックを紹介します。

PTOTSTワーカーより引用

アントラーズの選手たちのケアにも関われるのでとっても魅力的ですよね。

PTOTSTワーカーに登録すると、転職サポートが受けられるので、サッカートレーナーの道が近づきます♪

\ 無料でサポートが受けられる!解約も簡単 /

知人の紹介

アンケート結果によると、意外にも「知人の紹介」が最も多い手段でした。

企業としては、信頼できる方からの紹介であれば採用しやすいという考えが一般的です。

スポーツの世界で活躍している知人がいれば、一度相談してみると道が開けるかもしれませんね!

まとめ:理学療法士としてスポーツ界で活躍しよう!

今回の記事では、理学療法士としてスポーツの世界で活躍する方に、スポーツ分野に就職した方法や、やりがい、年収のリアルを調査しました。

スポーツの世界に進む方法としては「知人の紹介」が最も多かったです。

しかし、知人いないケースもありますよね。

そんな時は転職サイトを利用してスポーツの世界に進む方法があります。

長年の実績と求人数の多さからオススメできるのは「PTOTSTワーカー」です。

公式サイト:PTOTSTワーカー https://ptotst-worker.com/

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今回の記事がスポーツの世界に進みたい方にとって参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

理学療法士。転職歴3回、理学療法士を辞めてワーキングホリデーに参加した経験があります。主に転職活動を支援するためのブログを書いています。

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