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理学療法士の年収の現実を徹底解説します!

  • 理学療法士の年収の現実が知りたい!
  • 他の職種と比べて年収は良いの?
  • 理学療法士の年収事情は実際どうなの?

一生の仕事を選ぶには働きがいは大切ですが、それと同等またはそれ以上に年収は大切ですよね。

そこで、当記事では理学療法士歴10年以上の僕が、理学療法士の年収の現実を紹介します。

理学療法士の年収と、他の職種の年収の比較もしているので、一生の仕事として理学療法士を続けて良いか悩んでいる方の参考になる内容です。

理学療法士のお金事情について知っておきたい方は、ぜひ最後まで読んで下さい。

目次

理学療法士の年収の現実

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、理学療法士の平均年収は以下のように公表されています。

年代月収ボーナス年収
20-24歳24.3万円39.1万円330.8万円
25-29歳26.1万円66.2万円380.0万円
30-34歳28.6万円67.0万円409.7万円
35-39歳30.9万円82.9万円454.0万円
40-44歳33.4万円84.7万円485.8万円
45-49歳35.1万円92.5万円513.2万円
50-54歳38.8万円107.6万円573.6万円
55-59歳38.5万円104.9万円566.4万円
60-64歳31.7万円65.0万円445.9万円
理学療法士の年収平均
悩む人

理学療法士の年収は良いんですかね?

PTサク

残念ながら決して良いとは言えないですね。

お金が必要な30代の子育て世代を例にして考えてみます。

上の表を参考に、仮に30代後半で年収450万円の場合、手取り年収は約351万円、月収に換算すると約29万円となります国税庁日本年金機構全国健康保険協会の情報をもとに試算)

総務省統計局の家計調査では子育て世代の平均年収は以下のように公表されています。

家族構成生活費の平均
3人家族304,339円
4人家族330,355円
5人家族357,187円
3人以上世帯の生活費

理学療法士の月収29万円では赤字になってしまいます。

PTサク

30代後半の年収では、3人家族の家計を支えるのは厳しいんですね。

以上より、理学療法士の年収の現実としては、一方の収入だけでは子供一人を育てるのも大変ということが言えます。

理学療法士の年収VS全産業の年収

続いて、全産業と理学療法士の給料を比較してみます。

国税庁が公表している全産業の年収との比較は以下の通りです。

年代理学療法士(年収)全産業(年収)
20-24歳330.8万円282万円
25-29歳380.0万円373万円
30-34歳409.7万円450万円
35-39歳454.0万円499万円
40-44歳485.8万円520万円
45-49歳513.2万円537万円
50-54歳573.6万円568万円
55-59歳566.4万円546万円
理学療法士と全産業の年収比較
PTサク

20代までは理学療法士の年収が良いけど、30代を境に全産業が逆転しますね。

30代~50代に至るまでの約20年間は理学療法士の年収が低い期間が続きます。

この時期は子育て、蓄財とお金が大切な時期。

そんな時期に全産業と比較し年収が低く、生活が苦しい日々が続きます。

お金のこと“だけ”を考えると、他の職種の方が良い生活が送れる可能性が高いです。

PTサク

理学療法士はお金には換算できない“やりがい”を感じられる点はメリットです。

理学療法士の年収VS他の医療職

理学療法士と他の医療職の年収を比較します。

VS看護師

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」で公表されている看護師の年収と比較します。

年代理学療法士(年収)看護師(年収)
20-24歳330.8万円354.9万円
25-29歳380.0万円429.5万円
30-34歳409.7万円435.9万円
35-39歳454.0万円466.2万円
40-44歳485.8万円490.1万円
45-49歳513.2万円522.4万円
50-54歳573.6万円523.4万円
55-59歳566.4万円541.0万円
理学療法士と看護師の年収比較
PTサク

ほぼ全ての期間で看護師の方が年収が高いです。

看護師は夜勤もあるので理学療法士よりも年収が高い傾向にあります。

看護師は夜勤で大変な思いをしているので、そこは我々理学療法士よりも高い年収をもらって欲しいとも思いますね。

VS介護職

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」(企業規模計10人以上)の公表している介護職の年収と比較します。

年代理学療法士(年収)男性介護職(年収)
20-24歳330.8万円312万円
25-29歳380.0万円361.5万円
30-34歳409.7万円398.1万円
35-39歳454.0万円412.5万円
40-44歳485.8万円426.5万円
45-49歳513.2万円425.8万円
50-54歳573.6万円406.5万円
55-59歳566.4万円379万円
理学療法士と介護職の年収比較

介護職の方と比較すると、理学療法士の年収が高い傾向にあります。

PTサク

介護職の方も、大変な仕事だからもっと給料を上げて欲しいよね

医療職年収ランキング

厚生労働省「令和元年度賃金構造基本統計調査」の情報を基にすると、医療職の年収ランキングは以下の通りです。

  1. 医師
  2. 薬剤師
  3. 看護師
  4. 診療放射線技師
  5. 臨床検査技師
  6. 理学療法士
  7. 栄養士
PTサク

医療職の中でも理学療法士は年収が低い方です。

「医療系で働きたいし、高年収を希望している」

そんな方は理学療法士以外の職種も一度検討することがオススメです。

年収が高い職場を探す方法

「理学療法士の仕事が好き。でももっと年収を上げたいです!」

そんな方は転職サイトを利用することがオススメです。

転職サイトはキャリアアドバイザーがあなたの希望に合った求人を探してくれます。

希望の年収で求人を見つけてくれますし、必要であれば年収交渉も行ってくれます。

PTサク

こちらが言いにくいことを代わりに交渉してくれます。

以下の記事で、僕が使ってみてオススメできる転職サイトを紹介しているので、参考にしてくれたら嬉しいです。

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理学療法士の年収の現実 Q&A

年収600万円稼げますか?

目指せば誰でも可能です。年収600万円稼ぐ方法は以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

関連記事【誰でも可能!】理学療法士が年収600万稼ぐ具体的な方法を紹介!

理学療法士は生活できないですか?

贅沢をしなければ問題なく生活できます。子供ができると、一方の収入だけでは生活が苦しくなる可能性もあります。

関連記事理学療法士って生活できないの?子供2人の理学療法士が解説!

勝ち組と言われるのはどんな方ですか?

独自アンケート結果より、高年収の理学療法士を勝ち組と定義できるかもしれません。以下の記事も面白いので読んで頂ければ嬉しいです♪

関連記事20人に聞いた!理学療法士の勝ち組とは?定義から勝ち方まで解説!

まとめ

今回の記事では、理学療法士の年収の現実を紹介しました。

結論、全産業と比べて年収は低く、医療業界の中でも年収が低い職種と言えます。

子育て世代では、一方の収入のみでは生活が厳しくなる可能性もあります。

年収を簡単かつすぐに挙げる方法は年収の高い職場に転職することが挙げられます。

自分で探してもなかなか良い転職先に巡り合わない時は転職サイトに登録するのがオススメです。

求人数が多く、長年の信頼がある転職サイトでオススメは「PTOTSTワーカー」です。

公式サイトPTOTSTワーカー https://ptotst-worker.com/

PTサク

ぜひ理学療法士として年収に悩まされない働き方をしましょう♪

今回の記事が、理学療法士の給料事情の現実を確かめたい方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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この記事を書いた人

理学療法士。転職歴3回、理学療法士を辞めてワーキングホリデーに参加した経験があります。主に転職活動を支援するためのブログを書いています。

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