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【もう無理】理学療法士はやめとけと言われる理由5選を徹底解説

悩むボウズ

僕たちは理学療法士として頑張っているけど、オススメできる職業ですかね?

PTサク

理学療法士になるのはやめた方がいい人がいるのは事実だよね。

理学療法士は一昔前まではあまり知られていませんでしたが、近年では約20万人に増加し、この10年間で倍に増えています。

そのため、「理学療法士は飽和状態じゃないの?」「リハビリも介護も一緒にされんじゃないの?」などの理由で理学療法士はやめといた方が良いんじゃないかという意見も湧き上がっています。

PTサク

そこで、理学療法士歴10年以上の僕が、理学療法士はやめた方が良い理由を紹介します。

この記事を最後まで読むと、「理学療法士ってこんなことが大変なのかー」と理解できるので、自分が本当に理学療法士を目指したいか考えるきっかけになります。

目次

理学療法士はやめた方が良い理由

理学療法士の現実をお伝えします
理学療法士はやめた方がいい理由
  • 給料が安い
  • 勉強を続ける必要がある
  • 人間関係に悩まされる
  • 体を壊す
  • 新鮮なことが少ない

給料が安い

PTサク

理学療法士の給料はハッキリ言って低いです。

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、理学療法士の平均給料は430.7万円です(平均年齢34.7歳)

悩むボウズ

34歳で年収430.7万って高いの?安いの?

dodaで公表されている34歳の全産業平均年収と比較します。

平均年収
理学療法士430.7万円
全産業448万円

全産業と比較するとやや低い傾向にあります。

悩むボウズ

年齢を重ねると給料が上がっていくかもしれませんよ!

PTサク

そんな疑問もあると思って50代の理学療法士の年収も調査しました。

50代前半50代後半
理学療法士の年収504万556万
全産業の年収613万

理学療法士の年収は50代で500万台に上がりますが、全産業の年収は600万代です。

悩むボウズ

30代の時より全産業の年収との差が広がってる~

全産業と比較しても理学療法士は昇給率が悪いです。

ぶっちゃけ理学療法士の給料でどう生活してる?

30代、子供が2人いる我が家の日常生活を紹介します。

  • 外食は月1なんとか行ける(基本一番安いメニューで我慢)
  • 子供のおもちゃはリサイクルショップ(アルコールで拭き拭きが大変)
  • 昼食は自分で作る(味なんて楽しめない)
  • 服は1年間で買うか買わないか(ユニクロは高級の部類)
  • 夏休みは沖縄に行ける、ハワイには行けない。

節約・節約でなんとか日々の生活を送れているので、余裕のある生活を送りたい方にはこの言葉を送ります。

PTサク

「理学療法士はやめとけ!!」

勉強を続ける必要がある

「より良いリハビリを患者様に提供したい!」「遊ぶ時間を減らしてでも勉強に時間を費やしたい」というやる気満々の方なら勉強し続けることは苦になりません。

一方でライフワークバランスを大切にしたい方は勉強をし続けることがストレスになる可能性があります。

PTサク

子供がいると勉強時間は取りにくいし、外部研修に行く時間があれば家族サービスに時間を費やす方も多いです。

勉強時間が減ると、他のやる気満々勉強大好き理学療法士との差がつき、取り残されたような感覚に陥ります。

勉強を続ける熱意がもてない場合は理学療法士はやめた方がいいです。

人間関係に悩まされる

職場の悩みは人間関係が多いと言いますが、理学療法士の世界でも当てはまります。

理学療法士は体育会系が多く、礼節に厳しい方が多いです。

PTサク

治療方針について先輩と相談していた時に、意見が合わずに反論したところ、2時間近く説教をされました。

優しい先輩が多いですが、一部厳しい先輩がいることは間違いないし、そんな先輩ともうまく関わる能力が求められます。

PTサク

ちなみに僕はその後説教された先輩といざこざなく普通に接することができました。

患者様の中には不平不満が多い方もいますし、リハビリ拒否のある方も少なくありません。

そのような方に対して低姿勢で不快な思いをさせずにリハビリをしてもらわないといけないので精神的にはすり減ります。

他にも医者や看護師・MSWなど、たくさんの部署と連携するので、人間関係を作るのが苦手な方は理学療法士はオススメしません。

体を壊す

よく患者さんに「先生はリハビリのプロだから自分の体は壊さないでしょ?」と言われますが、そんなことありません。

PTサク

僕は腰椎椎間板ヘルニアを仕事中発症してしまいました。

ベッドから車椅子にトランスファーする時に腰を痛めたのですが、患者様は足の力が全く入らず覚醒も悪い方でした。

いくらトランスファーに慣れているといっても介助の重い方を相手にすると体に負担はかかります。

PTサク

腰痛を抱えている理学療法士は多くいますし、中には手術をした方もいます。

せっかく患者様のためにリハビリしているのに自分の体を壊したら元も子もありません。

もちろん全員が全員体を壊すわけではありませんが、体を壊すのが怖いという方は理学療法士以外の職業が向いています。

新鮮なことが少ない

新鮮なことが少ないという点については働いている部署や病院の特色によっても異なります。

例えば大学病院や共済病院であれば色々な疾患の患者様が入院されるので、その病気について日々学ぶという点で新鮮なことが多いです。

また、治療手技を学び日々研鑽作業をしている方も新たな発見があり新鮮なことも多いです。

一方で慢性期や老健のような場所では患者様の状態が変わりにくいためマンネリ化しやすいです。

悩むボウズ

日々ちゃんと状態の変化を追っていればマンネリ化しません!

こういう意見の理学療法士がいることは理解しています。

ただ、急性期と慢性期の両方経験ある僕の正直な意見としては慢性期は新鮮なことが少ないです。

PTサク

マンネリ化して「現状維持は衰退」という言葉を僕は実感しました。

新鮮なことを常に追い求めたいという方は理学療法士として働く環境をしっかり選ぶか、理学療法以外の舞台で働くことがオススメです。

理学療法士に向いている人

理学療法士を目指そう
理学療法士に向いている人
  • 仕事が楽しければ給料は安くても良い
  • 勉強が好き
  • 人と話すことが好き
  • 体が丈夫

理学療法士に向いている人は、上述した理学療法士はやめといた方が良い理由に当てはまらない方です。

PTサク

僕は給料には不満足だし、PTじゃなければ体も健康だったのにと後悔することもあります。

でも、

患者様が良くなって喜んでくれるとこっちも嬉しくなるし、ここまで人から感謝される仕事も他ではあまりないと思います

PTサク

色々なデメリットもある職業ですが、“仕事のやりがい”に関してはどの職種と比較しても引けを取らないのではと考えています。

理学療法士をやめたいけどやめれない場合の対策

「理学療法士はやめとけ」について紹介してきましたが、現在理学療法士の方で、「仕事をもうやめたいけど経済的な理由などによりやめられない」そんな方に対して対応策を紹介します。

  1. 理学療法士として職場を変える。
  2. 理学療法士を辞めて転職する。
  3. ニートになる。

理学療法士として職場を変える

一つ目が理学療法士を続けたまま職場を変えるという選択です。

この選択がオススメなのは「理学療法士は好きだけど、職場環境が好きじゃない」という方です。

僕は3つの職場で働いた経験がありますが、どの職場も雰囲気が全く違います。

PTサク

リハ科の雰囲気も違えば、病棟の雰囲気もまるで違いますよ

悩むボウズ

リハビリ科の雰囲気って調査する方法あるの?

PTサク

過去に働いたことがある友人に聞くか、転職サイトを利用することですね!

転職サイトは、職場の雰囲気を分かる範囲で教えてくれたり、年収など聞きにくいことまで聞いてくれます。

理学療法士の仕事は好きだけど、職場環境が合わないと感じている方は、違う職場への転職することがオススメです。

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理学療法士を辞めて転職する

もう理学療法士の仕事自体やめたいという方は、無理せず他の職業に転職するのがオススメです。

PTサク

僕の知り合いでも雑誌の編集者や飲食店、トラック運転手に転職した理学療法士がいますよ!

見ていると理学療法士時代よりも生き生きしている方の割合が多いと感じます。

悩むボウズ

親に学費を出してもらったし、辞めるなんて言い出せないです~

PTサク

でも、自分に合わない仕事を一生続ける必要もないと思うよ!

学費は他の仕事をした時に返せば良いでしょうし、理学療法で培った経験や社会性は無駄になることはありません。

転職にリスクは伴いますが、転職活動にリスクは伴いません。

もし興味のある分野があるのであれば見学に行くなど、初めの一歩を踏み出してみましょう!

ニートになる

悩むボウズ

ニートだなんてふざけたこと言わないでくださいよ!

PTサク

ふざけてないですよ。僕はワーホリに行ったので、一年間ニートになりましたよ!

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ニート期間というのは自分が本当に何がしたいのか考えるのには良い時間です。

お金がない状況でニートになるのはさすがに危険なので、一年くらいの生活防衛資金が貯まったらニートになって自分の人生を見つめ直すのも悪くないと思います。

悩むボウズ

ニートになったら再就職で不利になるんじゃないですか?

PTサク

絶対に不利になるわけではないですよ。僕は転職活動で100%合格しています。

面接試験でこんな面白体験しました

倍率5倍の面接試験で、面接官からワーホリの話しを聞かれました。一度話すと興味を持って頂いて、ずっと海外の話しを面接中にして、合格をもらいましたよ!

つまり、ニートが不利になるのではなく、その期間に何をしていたかが大切ということですね。

それは僕の転職活動が合格率100%であることが紛れもない証拠です。

まとめ

今回の記事では、理学療法士をやめておいた方が良い理由5選を紹介しました。

やめとけ!理学療法士はオススメしない理由
  1. 給料が安い。
  2. 勉強を続ける必要がある。
  3. 人間関係に悩まされる。
  4. 体を壊す。
  5. 新鮮なことが少ない。

常に自己研鑽が求められ、人のために努力をしているのにも関わらず給料が安い。

それが理学療法士だけでなく医療業界全体の欠点ではないかと個人的に感じています。

「頑張ったら頑張った分だけ報酬を得たい」そんな方は絶対理学療法士になってはダメです。

報酬は置いといて、人から感謝され、やりがいを感じたい方に向いている職業です。

これから将来の道を考えている方は理学療法士の良い面と悪い面を知った上で自分が行きたい道を検討してください。

今回の記事が道を決めるヒントになれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

PTサク

Have a good day♬

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この記事を書いた人

理学療法士。転職歴3回、理学療法士を辞めてワーキングホリデーに参加した経験があります。主に転職活動を支援するためのブログを書いています。

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