- 理学療法士の仕事と子育ての両立が難しい‥
- 働きやすい職場ってあるの?
- 誰か子育てがしやすい職場を教えて!
職場自体は好きだけど、子育てと両立するのが難しい場所ってありますよね。
子育てがしやすい職場に転職するか考えると、どんな職場を選べばいいのか迷う方もいると思います。
そこで、当記事では理学療法士が子育てと仕事を両立しやすい職場を紹介します。
子育てにオススメしない職場も併せて紹介しているので、ライフワークバランスを整えたい方はぜひ最後まで読んでください。
関連記事:【子育て中】共働きの理学療法士が育児と仕事を両立する5つの方法を紹介
理学療法士が子育てと仕事を両立しやすい職場
子育てと仕事を両立しやすい職場は以下の通りです。
- 休日数が多い
- 残業がない
- 福利厚生が整っている
- 育休が取りやすい
- ママ・パパが多い
- 臨床に熱すぎない
休日数が多い
休日が多いと、子供と関わる時間や家事に割り当てる時間が増やせます。
夏休みや年末年始休暇が支給されるかどうかも大切なポイントです。
有給が取りにくい職場もあるので、事前に有給消化率を聞いておくと、その職場の休みへの理解が確認できます。
残業がない
残業があると保育園の迎えが遅れたり、夕食の準備が遅れたりで良いことが全くありません。
保育園の延長料金で、残業代が消えます。
残業が多い職場でも、時短中のスタッフやママさんは早く帰れるよう配慮してくれる職場もあります。
福利厚生が整っている
子供の体調不良時に使える「子の看護休暇」は、職場によっては無給なところもあれば、有給のところもあります。
無給だと休みはもらえても、その分給料が減るから生活が苦しくなります。
また、育児支援サービスを導入している職場もあります。
- ベビーシッターや家事代行
- 育休スタッフの復職支援
- 育児の相談窓口
育児のフォローや相談ができるので、ライフワークバランスを保ちやすいです。
育休が取りやすい
育休が取りやすい職場かどうかは、過去に育休を利用したスタッフがいるかどうかをチェックするのが一つの方法です。
最近では、男性スタッフにも育休を推奨する職場が増えています。
男性の諸君、育休を取得したパパの割合も確認しておこう!
育休が取りやすい職場は、スタッフ同士でサポートする文化が根付いているため、働きやすいです。
ママ・パパが多い
ママやパパが多い職場は、家庭と仕事のバランスを理解しているため、働きやすい環境が整っています。
子育ての悩みを先輩ママ・パパに相談したり、いらなくなった子供服を貰ったりすることがあります。
責任者も子育て経験があると、急に休みが必要な場合でも理解を得やすく、柔軟に対応してくれます。
臨床に熱すぎない
勉強会が多い職場や学会参加を強く推奨してくる職場は子育てとの両立が難しいです。
子供と遊ぶ時間を削って、勉強や資料作成に時間を割く必要が出てきます。
個人的には、
自分が進めたい勉強は自分のペースで進め、職場での勉強会や学会への参加は興味のある人だけで十分。
と考えています。
要は勉強会を強制される職場は避けた方が良いです。
仕事の影響で、プライベート時間が削られないことが大切です。
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子育てしやすい職場
理学療法士が子育てしやすい職場は以下の通りです。
- 慢性期病院
- デイサービスやデイケア
- 介護老人保健施設
- 訪問リハビリ
それぞれ解説します。
慢性期病院
患者様の状態変化が少ないので、急な休みにも対応しやすいです。入退院患者の入れ替わりの激しい病院と比べると書類作成が少ないので、残業が少ない点もメリットです。
「PTとしてスキルアップしながら子育ても頑張りたい!」という方は、少し退屈に感じてしまう可能性があります。
回復期病院
回復期はスタッフ数が多いので、急な休みでも代わりのスタッフが対応してくれるのはメリットです。
しかし、家族面談や家屋評価で「この日だけは絶対休めない」という日もあるから、負担になる可能性があります。
勉強会頻度や残業は同じ回復期でも職場によって違うので事前に確認しましょう!
デイサービスやデイケア
デイケアやデイサービスは、法令上個別訓練を行う必要がないので、急な休みにも対応しやすいです。
ただし、リハビリスタッフが少ない事業所も多いので、休みにくさを感じる可能性があります。
利用者さんに普段から自主トレを提示しておくと、スタッフが急に休んでも自分でトレーニングができます。
介護老人保健施設
老健は患者様と生活の中でじっくり関わることができます。病院と比較すると患者様の入れ替わりが少ないから、書類作業も少なくて済みます。
患者様の状態変化が少ない分、PTとしてはスキルアップしにくいです。
訪問リハビリ
訪問リハビリは経験年数が高めで、子育て経験のあるスタッフも多いです。スタッフの急な休みに備える職場もあれば、そうでない職場もあります。
僕の知人の話では、急な休みの時に口では大丈夫と言っていても、態度的には冷たかったとか‥
急な休みに対する職場の対応を事前に確認し、その職場が子育てにどれだけ理解があるかを確認することがオススメです。
子育てしやすい職場の探し方
子育てしやすい職場を探すのは、転職サイトに登録するのがオススメです。
子育てと仕事の両立だけで大変なのに、転職活動も加わると大変どころの騒ぎじゃないですよね。
転職サイトのメリットは、キャリアアドバイザーのサポートを受けられることです。
- 求人検索
- 履歴書・職務経歴書の確認
- 面接対策
- 条件面の交渉
- 入職後のアフターフォロー
どの転職サイトを使えばいいのかわかりません
実際に使ってみてオススメできる転職サイトを以下で紹介しますね
退会も簡単にできるので、一度試してみる価値はありますよ♪
子育てにオススメできない職場
- スタッフ数が少ない
- クリニック
- 年収が低い
スタッフ数が少ない
スタッフ数が少ない職場の場合、誰かが休むと他のスタッフの負担が大きくなるので休みにくさがあります。
しかし、急な休みのスタッフが出た場合、患者様のリハビリ自体お休みにする病院もあります。
スタッフ数が少ない職場に就職を考えている場合、事前に急な休みの場合の患者対応について確認しておきましょう。
クリニック
クリニックは一日に診る患者数が多く、すべて予約制です。そのため、スタッフが急に休む場合、他のスタッフがそのリハビリを代わりに担当することが難しいです。
急な休みのスタッフがいる場合、予約の方全員に電話連絡しなきゃいけないので大変です。
有給の取りにくさもあるため、子育て中は働きにくい職場の一つです。
年収が低い
子育てにはお金がかかるので年収の低い職場はあまりオススメできません。
年収が低い職場に勤めていると、休みの日に非常勤で働いてなんとか生活している方もいます。
休みの日も働かないといけない状況だと、子供との大切な時間が失われますよね。子育て中には、「やりがい」よりも「お金」を選択する必要があるかもしれません。
まとめ:両立しやすい職場を探して生活の質を高めよう
今回の記事では、子育てと仕事を両立しやすい職場を紹介しました。
- 慢性期病院
- デイサービスやデイケア
- 介護老人保健施設
- 訪問リハビリ
一番大切なことは、現場のスタッフが子育ての理解があるかどうかです。
僕は子育ての理解が良い職場で働いているから、急な休みにも温かいお言葉をかけてもらえます。
難しいのが、職場の子育ての理解がどうなのか外からでは分からないことです。
そんな時にオススメなのが転職エージェントを利用すること。
キャリアアドバイザーが職場の内部事情などを調査してくれるので、子育て理解のある職場かどうか判断してくれます。
僕が実際使ってみて良かった転職サイトは以下の記事も参照してください。
今回の記事が、子育てと仕事の両立で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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