- 理学療法士の退職理由が思い浮かばない
- 辞めたいけど、揉めたくもない
- 円満退職する方法を教えて!
退職理由を伝える時、「どんな理由で伝えればいいのだろう?」と迷うことがありますよね。
バカ正直に退職理由って伝えにくいです。
トラブルを避けたい思いから、退職の伝える時に、「うまく伝えられるかな」と、不安を感じる方も少なくありません。
そこで、当記事では転職歴3回ある僕が、円満に退職するためのオススメの理由やポイントを紹介します。
退職をどう切り出せば良いか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。
理学療法士が円満退職するための退職理由5選
円満退職するには、“前向き”な理由が大切です。そこで、前向きな退職理由5選を紹介します。
キャリアアップ転職
キャリアアップ転職は、理学療法士として上を目指す転職なので、前向きな退職理由の筆頭です。
PTとして専門性を磨きたい分野が見つかり、そのために転職するというパターンが多いです。
進みたい道があるスタッフを止めることは出来ないですよね。
僕の周りでは、キャリアアップ転職をした方は、退職後も今の職場の上司に相談したり飲みにいったりして良好な関係を築いている方が多いです。
結婚や引っ越し
結婚や引っ越しはプライベートが前向きに進んだことで起こる退職理由になります。
女性の場合、結婚退職や旦那の転勤についていくために退職するケースが多いです。
職場の責任者としては、状況を理解し応援することが大切ですよね。
結婚や引っ越しは新しい生活へのスタートとして、後ろめたさを感じることなく、円満に退職できる可能性が高いです。
通勤時間がかかる
入職時は、「通勤時間が長くても大丈夫!」という方、いますよね。
でも、時間が経つにつれて、通勤による疲労が溜まり、もっと有意義に時間を使いたいと考えることもあります。
そんな時、近い職場に変えたいと思うのは自然の流れです。
「通勤時間を退職理由にしても良いのか?」と思う方もいるかもしれませんが、実際僕の周りでも結構います。
もちろん、近くの職場で新しい分野を学びたいといった理由を加えると、さらに納得しやすくなりますね。
健康上の理由
持病を抱えていたり、体調を崩しやすかったりする場合、現在の職場環境が合わなくなってしまうこともありますよね。
「体に優しい職場で働きたい」と考えることは、自身の健康を大切にするという意味でとても前向きな選択です。
責任者としても長く仕事が続けられるよう応援する姿勢が求められますよね。
給料や待遇
理学療法士の給料は高くなく、生活にゆとりを持ちたいと感じることは上司も理解しているはずです。
条件の良い職場を求めるのは、誰にでもある自然な思いですよね。
退職理由を話すときは、給料だけでなく他の理由も一緒に伝えることが大切です。
そうすることで、印象がより良くなります。
たとえば、「在宅リハビリを学びたい気持ちが強いことと、給料面での魅力も感じているため、転職を考えています」と説明すると、単にお金だけが転職理由ではないことが伝わります。
スムーズに退職するポイント
スムーズに退職するポイントは以下の通りです。
就業規則を守る
退職時期は各施設の就業規則に従ってください。
労働基準法では「少なくとも30日前にはその予告を」、民法では「退職の2週間前に伝えること」と規定されています。
退職ギリギリで伝えると正直印象が良いとは言えないです。
円満退職するためには遅くとも2~3カ月前に上司に伝えることを推奨します。職場としても人材確保や業務の引継ぎ時間が取れますからね。
僕は半年くらい前に伝えたことがありますよ。
面談で転職の可能性を伝える
定期的に上司と面談がある職場も多いですよね。
転職が頭の中にある場合、今すぐ転職するわけではなくても、「転職は視野に入れている」と伝えておくのも大切です。
事前に伝えることで、実際に転職することになった時、突然の退職とは受け取られませんからね。
転職先が決まったらすぐ上司に報告する
他の職場から内定をもらったらすぐに上司に報告しましょう。
現職場は、あなたの代わりの人材を探す必要がありますからね。
報告を早急にすることは、その職場のための行動と考えてくれます。退職前に有休消化をどのくらいするかも相談することがオススメです。
最終出勤日が明確になれば、逆算して患者引継ぎや業務伝達の流れをスムーズにできるからです。
嘘を(なるべく)つかない
嘘をつくと、万が一バレた時に信用を失います。
リハビリ業界は狭いので、一度悪い評判が広まると、その影響は意外と大きいです。
ただし、退職理由を濁すのは個人的にはアリと考えています。
たとえば、私の友人が退職する時、実はワーホリに行く計画があったのですが、上司には「転職先はまだ決まっていない」と伝えました。
嘘をつくのではなく、必要以上に詳細を話さず、シンプルに事実を伝えるのがコツです。
今の職場の悪口は控える
どんな職場にも悪い点はありますよね。
退職が決まると、つい今の職場の悪口を言いたくなるかもしれませんが、公の場では避けるべきです。
それが同僚との飲み会でも同様です。残る同僚にとって、職場を悪く言われるのは気持ち良い物じゃないですからね。
引継ぎ作業を含め、仕事はしっかりやり遂げる
退職が決まってから、「この人、最近手を抜いているのでは?」
そう感じさせるスタッフも時にはいます。見ていて気持ちいいものではないですよね。
「飛ぶ鳥跡は濁さず」という言葉があるように、今の職場での責務は最後までやり遂げる姿勢が大切です。
次の職場は言わない
次の職場について、詳しく話す必要はありません。
余計な情報を伝えすぎると、思わぬ誤解を招くことがあるかもしれませんね。
例えば、次の職場での仕事内容を伝えた時に、「それならうちでもできたのに」と思われてしまうこともあります。
それで、退職の理由や動機について、余計な説明を求められても嫌ですよね。
退職した本当の理由を調査
理学療法士を辞めた方に、その理由をアンケート調査しました。
アンケート調査から、理学療法士の仕事の大変さが分かりますよね!
詳しくは以下の記事にまとめたので、興味のある方は参考にしてください。
円満退職のためのQ&A
- 退職時期は、いつが良いですか?
-
職場としては新入職員が入職する3月末での退職が一番ありがたいです。
ただ、ボーナス後や求人の多い9月~10月で退職する方も多いです。
- 入職後一年以内の退職はできないですか?
-
入職後1年未満での退職はオススメできません。
今の職場のイメージも良くないですし、次の職場でも、またすぐに退職するかもと思われる可能性があります。
- 退職を伝えた時の上司の引き止めが不安です
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基本的には退職を止めることはできません。
僕は一度引き留めに合った経験がありますが、事情を説明すれば納得してもらえました。
- 退職理由を面接で伝える時の注意点はありますか?
-
ポジティブな理由を伝えることが大切です。前の職場を悪くのはNGです。
まとめ:退職は誠意をもって伝えよう
今回の記事では、理学療法士が円満退職する方法をお伝えしました。
- 就業規則に従う
- 面談で転職の意向を伝える
- 転職が決まれば上司にすぐ報告する
- 嘘や悪口を言わない
- 引継ぎ作業をしっかりやる
- 転職先は言う必要はない
何よりも大切なのは、これまでの職場での経験に感謝し、その気持ちを誠実に伝えることです。
感謝の気持ちを忘れずに、新たなステップに進む準備をしましょう。
Have a good job change♬
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